パソコンのハードディスクを【直接】共有していることです。
あえて強い言葉を使いますが、『自殺行為』ですので、
やめた方がいいです。
私が感じる問題点が大きく下記の4つです。
■パソコンのハードディスクは『消耗品』
これから夏に向けて熱に弱いパソコンの故障原因No1が
ハードディスクです。今や7200回転以上の高速モデルであり、
100GB以上と非常に大容量です。ただし、利便性と耐久性は
比例しないと思うので、一定の時期に交換することをお勧めいたします。
■市販で販売されているパソコンは『家庭』向け
そもそも家庭向けのパソコンは、アクセスを集中させる
目的では作っていないと思われます。つまり耐久性に問題があり、
直接パソコンのハードディスクを共有させるということは
そのパソコンの寿命を縮めています。
■電源が入っていないと『共有』できない
そもそも家庭向けのパソコンは、電源をつけっぱなしに
する想定で作っていないと思います。パソコンの電源を
落としてしまうと、当然ですが他のパソコンからアクセス
できないため、共有もできなくなります。
■共有されている情報が『誰でも』取得できてしまう
最近は個人情報の保護のみならず、「知的財産権の保護」
という観点から下請け会社に対し、情報漏洩対策を施しているか?
を求められるようになりました。
一昔前だとパソコンが無くても良い時代がありましたが、
今やパソコンがない会社さんはほとんどありえないと思います。
「会社にパソコンがある」=「何らかしらの企業データがある」=
「情報管理が求められる」
という訳です。
これを、【リスク軽減させながら、効率も高めよう!】というのが
今回のご提案です。
①社内にストレージサーバーを導入
→サーバーはパソコンとは異なり、24時間365日稼働することを前提に
作られています。
②そのストレージサーバーへ各パソコンのデータを集約(データ共有)
→エクセル等のファイルをパソコンに保存させるのではなく、
ストレージサーバーへ保存させる。そうすることで、パソコンの容量も
軽減できるので、パソコン寿命が延びたりパソコンのスピードも
軽くなった分、速くなります。
また、権限の設定次第ですが、そのパソコンの担当者が休みでも、
データがストレージサーバーにあるので、別な方が確認することも可能。
③ストレージサーバーに「オートバックアップ」設定
→1つのハードディスクが故障したとしても迅速に復旧が可能にさせる。
④ストレージサーバーに「利用者権限」設定
→階層に応じた閲覧やアクセスを管理し、PROXYサーバー機能を持たせると
クリック一つも制御できるので社内統制や不正アクセスには絶大な効果を
発揮致します。
これをすることで、
1.パソコンの寿命が延びる
2.社内のパソコンすべてのデータが自動的にバックアップされる
3.社内のアクセスを管理できる(情報漏洩対策にもなる)
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